免許証
免許が合宿で取れるというのをご存知でしょうか?

私がこのことを知ったのは、大学に在学中でした。大学生は夏休みと春休みが1~2ヶ月ほどと、長期間あるので、そこを利用して免許を取るという学生が多かったです。

基本的に、普段の生活圏から離れたところに行くことになるので、長期旅行も兼ねて楽しもうという人が多いと思います。

 

私も大学生のうちに免許を取ろうと思い、この免許合宿を利用しました。

 

通いで取るのと同じくらいの費用で免許を取ることが可能です。

 

こう書くと、「なんだ。別にお得じゃないのか」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。三食付きで寝床も用意されていて、場合によっては部屋にゲームやDVDまで完備されているにも関わらず、それも込みで、通いと同じ程度です。

毎日快適に過ごせる上に免許が取れて、とってもお得なのです。


私の場合、普通自動車免許と、普通自動二輪免許の二つを同時に取得できる学校を選びました。これは、「どうせならバイクも一緒に取ってしまってはどうか?」という親の勧めに従いました。

通った学校では、そういうパターンで来ている人は、私が確認できた範囲ではいませんでした。日数もお金もその分かかるので、そんなに多くはないのでしょうね。すでにバイクの免許は持っていて、自動車を取りに来たという人はいました。

 

合宿免許のもう一つの利点が、友達作りが可能だということ。大学には一緒に免許を取りに行くような友達がいなかった私は一人で参加、しかも、料金を抑えるために相部屋を選択していました。

相部屋だと否応なく話をすることになりますし、それなりに仲良くなります。

それから、合宿と言っても、丸一日授業や教習があるわけではなくて、空き時間がかなりあります。私が通った教習所では休憩所があり、暇つぶしのための漫画が多く置かれていました。

いつも同じ人たちと顔を合わせることになるので、休憩所でも友達ができる場合があります。そこで仲良くなった数人で、一緒に現地のカラオケにいったのは良い思い出です。

ちなみに、どこでもそうだと言い切ることはできませんが、教習所の受付の方とは仲良くなっておくと良いです。時間割は自動的に組まれてしまうのですが、現地でできた友達と時間が合わないと、一緒に遊びにいけません。受付でお願いすると、割と融通をきかせて変更してくれたりします。

ダメ元で聞いてみると良いと思います。

 

注意点は、最短日数で卒業できるとは限らないという所です。そして、延長は特に追加料金なしだったと記憶していますが、日数が3日までなど、制限があります。

中には卒業できずに戻らざるを得ないという方もいらっしゃるので、「絶対に最短で取るぞ」という心構えが必要だと思います。

私は、そういう心構えで臨んだものの、二日間の延長になりました。バイクの方で一回、自動車で一回、試験に落ちてしまいました。

 

特に、仮免許を取った後の試験は外で行われますが、工事の誘導だったり、路上駐車だったりと、外部要因による落とし穴がたくさんあります。(私が減点されたのが、路上駐車している車の運転席の扉が急に開いて、横を通過するときの距離が近すぎたためでした)

自分の運転技術が高くても、どうしても合格に届かなくなってしまって合宿が延長になってしまうということはあり得るので、合宿の期間は、最短日数ではなくて、延長を考慮した日数で計画しておくのが大切だと思います。

卒業予定日の次の日に大学の試験がある等は、非常に危険です。

ここまで、免許合宿のメリットと注意点について書いてきました。私は大学生協にあったパンフレットから申し込みをしましたが、大学生協が無い大学の方や、社会人の方でも、申し込むことが可能です。

こんな、誰でも利用できるサイトがあります。

車・バイクの免許取るなら【合宿免許受付センター】

この手のサイトはいくつかあるのですが、こちらはサイトが綺麗で見やすいのが特徴です。私のように、二輪を同時に取得したい方向けのプランも掲載されています。