2016年度の新卒採用は売り手市場だとは言われており、労働者に有利な状況ではありますが、いつの時代も資格を持っていると心強いですよね。

通信教育でユーキャンが有名なので、今、どんな資格が人気なのかなあと調べて見たところ、「医療事務」が人気講座年間ランキングの1位になっていました。正確には、「医療事務認定実務者」の資格です。

高齢化社会なので医療機関を利用する人はどんどん増えていくでしょうし、私の母も医療事務のパートをしていたので、これは納得のいくところです。

さらに、最近は図書館など公共施設の受付業務を外部委託するところが増えていますが、病院の窓口もそうなっていますね。

なので、今、非常に需要がある仕事だと言えると思います。

 

では、この仕事に就くのに資格が有利に働くかというと、正直に言ってよく分かりません。

国家資格ではないので、法律上、この資格がないと医療事務ができないというようなものではないです。

実際、求人情報をご覧いただくと分かりますが、資格の条件は無く未経験可のところが多いですし、どちらかというと資格の有無よりは実務経験を重視していると思います。

私の母も特に資格は取らずに働いていました。

 

私が面接官をやるとしたら、資格を持っているかどうかよりは、どれくらいやる気があるかや、継続して働けるか、予定外の勤務にも対応してくれるかといったことを重視すると思います。

ただ、資格を持っているということはこの仕事に興味があることは間違いないですから、やる気を見る上でのアピールにはなるのかもしれませんね。

 

看護師や准看護師の資格であれば、持っていると明確に仕事に就きやすくなると思いますが、医療事務で働くぶんには、どちらでも良いというのが正直なところだと思います。

医療事務認定実務者を取る最大のメリットは、私が思うに、働く前に少しでも業務内容を把握しておくことで、自分が自信を持って仕事に臨めるようになる というところだろうと思います。

ユーキャンの医療事務通信講座